大切な人が亡くなると、きっと多くの方が「人生に希望がなくなった」と感じることでしょう。
また、そのせいでいろいろなことに対して無気力になってしまう方も多いのではないかと思います。
「あの人がいなければ意味がない」
確かに、このように考えてしまうと「何をやっても無意味」ですもんね…
この気持ちは私にも痛いほどわかります。
ところが、それでも現実は待ってくれませんし、何事もなかったかのように日々の生活は追ってくるものです。
では、果たしてこんな時にはどうやって自分を奮い立たせればいいのでしょうか?
もちろん私はその答えを知っています。
ただ、当時の私にはそれができませんでした。
それが、「大切な人の立場で物事を考えてみる」ことであり、「大切な人のために…と考えてみる」ことです。
- 大切な人ならどうするだろう…
- 大切な人は今の私を見てどう思うだろう…
- 大切な人は何を望んでいるんだろう…
いくらあの頃が半人前だったとはいえ、こんなことさえ想像できていれば私だって間違いなく頑張れたはず。
そう考えると、みなさんにとってはより簡単なことなのかもしれません。
とはいっても、頑張り過ぎには気をつけてください。
死別直後なら、きっと心も体も今までに経験したことがないほど疲れているでしょうから。