どこもかしこも連日コロナの話題ですが、みなさんはもうワクチン接種しましたか?
私は予約が上手く取れなかったため、一回目の接種まではまだひと月ぐらいある状況です…
とはいっても接種日が確定しているせいか、内心ちょっとホッとしている面もあります。
さて、このワクチン接種を取り巻く状況ですが、どこか死別において直面する状況に似ている気がします。
というわけで、今日はそのことについてちょっと書いてみます。
「ワクチン接種を望まない方々が一定数いる」という話はニュースで幾度となく聞き及んでいますが、世界各国のコロナ対策や接種の結果を見る限り、基本的に接種したほうがいいものであることは明らかでしょう。
となると、接種を望まない方々はどういった理由で望まないのでしょうか?
その最大の理由は「副反応が心配」というものだそうです。
これはある意味想像どおりの理由ですので、ともすると「なるほどね」と納得してしまいそうですよね。
ただ、では感染してしまった場合はどうするのでしょうか?
感染してしまうと、その人自身はもちろんのこと周囲の人間に感染させる危険があります。
また、誰しもに家族がいると仮定した場合、その人の周囲には重症化する可能性が高いと言われている高齢者もいらっしゃるのではないでしょうか?
そう考えると、自分自身の健康(副反応はあり得るが重篤な状態になるケースは非常にまれ)を心配するのか、それとも身内や周囲の大切な人の健康にまで心を配るのか…
これが接種を希望するか否かを分けているポイントと言ってしまっていい気がします。
これって、「死別した時にいつまでも自分のことだけにしか目を向けられない人」と「死別をある程度客観視できて、どこかでうまく消化できる人」との差によく似ている気がしませんか?
まぁ例外もあるでしょうし異論反論などもあるでしょうけど、私にはそんな気がして仕方ありません。