亡き人に会うために

大切な人を亡くされた人へ|前を向いて歩いていくためのヒントと故人に再び会うための方法を考えるブログ

予定外の人生

 

 

 

先日の記事と少し関連するのですが、今回は自分の人生のとらえ方について書いてみたいと思います。  

 

 

 

大切な人を亡くすのって、やっぱり予定外というか想定外のことですよね。
でも、人間とか人類という大きな枠組みでとらえると、大切な人がいつか亡くなってしまうのは当然予想できたはずの出来事ですし、そういう意味では「実はすべては想定内の出来事」と言ってもいいはずです。

 

 

ちなみに、死別を経験して「自分の人生において完全に予定外のことが起きてしまった…」という考え方をしてしまうと、その後の人生の中で精神的に持ちこたえられない場面を迎えることが多くなってしまいます。
特に、自分を「何の罪もない被害者」であるかのように感じている方は要注意です。


確かに罪はないんです。
ただ、だからと言って大切な人が亡くなったことを理由にすべてのことから逃げられるわけでもありませんし、誰かにその責任を負わせることもできません。
ごくごく当たり前のことですが、自分の人生には自分で責任を取るしかありませんので。

 

 

こんな感じで、これからの人生においても自分自身で何かを乗り越えなければならない場面はきっと出てきます。
そんな場面で、予定外なことが起きたことを理由にそこから逃げるのか、それとも「これだって結局は想定内の話なはずだから」と自分を奮い立たせながら立ち向かうのか。

 

 

私にわかるのは、この差がその後の人生を大きく左右するということ。

 

 

さらに言えば、そこから逃げるとその後の人生が悪化の一途をたどってしまうということだって間違いありません。
なぜなら、それは私自身が身をもって経験したことそのものですから…

 


では、逆に立ち向かった場合はどうなるのでしょうか?

 


はっきり言って、この点については私にはよくわかりません。
ただ、おそらく何かがいい方向に進んでいくはずです。
なので、もしそう信じられる人は、たとえつらくて仕方ない状況下であったとしても、たまには自分に鞭を打ってみてもいいのかもしれません。

 

 

ひとつ言えるのは、くれぐれもあの頃の私にはならないでください。
きっと死別だってとらえ方一つの問題なのでしょうから。

 

 

 

 

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