死別直後を振り返ってみると、「自分の頭で何かを考えることができる時間」がただただきつかったように思います。
頭に浮かぶのはあの子のことばかりでしたし、そのあと間髪入れずに湧き上がってくる感情も、「もう会えない」などといった類の悲観的なものばかりでしたから…
もちろん、他のことを考えることでこういった状態は回避できるのでしょうけど、今思い返してみても、当時の私の頭の中にはそんな隙間なんてどこにもなかった気がします。
これって、おそらくみなさんにも似た経験があるのではないでしょうか?
中には、今まさにその状態だという方もいらっしゃることでしょう…
ちなみに、そういった状況において苦痛を取り除く方法は、きっと以下の二つぐらいしかないのかもしれません…
- 「思考を止める」
説明するまでもなくこれは「睡眠」のことであって、疲れ果てたカラダや心の回復まではかれることを加味すると、おそらく一番効果的な方法だと思います。
- 「強制的に思考を他のことに飛ばす」
これは、テレビとかを観ることによって「強制的に自分の気をそらす」方法で、考えてみれば非常に幼稚な手段ではあるのですが、なんだかんだで多少の効果が期待できます。
とはいえ、傷が深くなるような番組は逆効果にもなり得ますので、YouTubeなどで自分が望んだものだけを視聴するようなスタンスがいいのかもしれません。
まぁ、どちらも悲しみや苦しみの根本解決とは程遠いものなので、あくまでも「その場しのぎ」ですね。
ただ、人生で一番の緊急事態なわけですから、たとえ「その場しのぎ」だろうがなんだろうが、「そこは何でもアリでしょ」と私は思っています。
いずれにしても、とにかく寝ることですね。
週末は時間が余ってツラい反面、寝る時間にも事欠きませんので…