亡き人に会うために

大切な人を亡くされた人へ|前を向いて歩いていくためのヒントと故人に再び会うための方法を考えるブログ

それでもやっぱり幼い…

 

 

前にもちょっと触れましたが、死別した人間が設定しがちな「もう二度と結婚なんてしない」とか「もう二度と恋なんてしない」とかいうルール…
基本的に私はこういったものを冷ややかな目で見ています。
察するに、おそらくは大切な人のために誓うのでしょうけど、なんていうか完全に的を外してしまっている気がするので…
また、中にはそういったことを声高に宣言までしてしまう人間もいますが、それについてはハッキリ言ってもう何がしたいのかわかりません。
「男気があるね」とでも言ってほしいのでしょうか?
それとも、「一途だね」「本当に愛してたんだね」とでも褒めてもらいたいのでしょうか?

 

とはいえ、見方を変えればこれらも実は大事なルールなのかもしれません。
というのも、「あの苦しみやつらさをもう二度と経験したくない」と考え、「第二の死別」を全力で避けようとするなら、そこにはきっとそういったルールを設定する以外に方法はないでしょうから…

 

ちなみに、大切な人のことで頭がいっぱいの時はこんな方向に思考が飛ばないと思いますので、「死別を避けたい」という理由で「○○をしたくない」と考え始めるのは、たぶん死別からある程度の時間が経過し、過去をゆっくりと振り返ることができるようになってからなのかもしれません。
そう考えると、私のプライベートが止まりつつある理由も、たぶん私がどこかでそう考えているからだと思います。

 

 

最後に。
おわかりだとは思いますが、冒頭に書いた「私が冷ややかな目で見ているルールや人間」は当時の私自身のことであり、反面教師にしているとお伝えしたのもやっぱりそんな自分だったりします。

 

当時は死に物狂いで日々をやり過ごしていたように思いますが、今振り返るとやはり幼い…

 

 

 

 

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