亡き人に会うために

大切な人を亡くされた人へ|前を向いて歩いていくためのヒントと故人に再び会うための方法を考えるブログ

新たな恐怖…

 

 

「大切人との死別」で学んだことのひとつとして、「その破壊力」があります。

 

何もかもをひっくり返してしまう衝撃と、実際に何もかもがひっくり返されてしまう世界…
今思い出しても、あれはまさに「破壊」だった気がします。

 

 

そんな私ですが、たぶんそこからいろいろと修復したんでしょうね。
今は完全に立ち直っている状態ですし、そのことについては自信もあります。

 

ただ、ふと思ったのですが、私が立ち直ったのはあくまでも「あの子との死別から」というだけであって、もしかすると死別そのものを克服できたわけではないのかもしれません。
というのも、あんなことがあったにもかかわらず、そしてそこから立ち直ったにもかかわらず、「自分自身に死別を受け止める力が備わったのか」というとそんな気はまったくしないので…
それどころか、「もう一回アレをくらったらきっと人間ではなくなってしまうような気さえする」というのが正直なところです。

 

そう考えると、あの死別で私のカラダはボロボロにされ、今はつぎはぎだらけで立っている…そのことに私が気付いていないだけなのかもしれません。

 

もちろん、「死別を受け止める力」をもって何かを判断しようとすること自体がおかしな話なのかもしれませんが、いずれにしても、あの「破壊力」を知って新たな恐怖が生まれてしまったことだけは間違いありません。

 

 

 

 

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