大切な人を亡くした方であれば、おそらく誰にだって形見ともいうべきものがあるのではないでしょうか…
また、形見とは言わないまでも二人の想い出が詰まったもの、こういったものだってきっとたくさんあることでしょう。
ってことで、今日は私が大切にしているものについて。
ちなみに、私は形見の品をあまり持っていません。
というのも、一緒に住んでいたわけでもありませんし、お互いに何かをプレゼントし合う機会も少なかったですから…
それに、一緒にいた期間もみなさんと比べるとおそらく短いほうだと思いますので、そういったものはおのずと少なくなってしまうんですよね。
そんな中、今でもしっかりと大切にしているのは「彼女のネックレス」「彼女が使っていたカバン」「彼女が書いてくれた手紙」…といったところでしょうか。
ネックレスは、告別式の帰りに彼女の叔母が気を利かせてくれて私にくれたものです。
そういえば、彼女はいつもそれをつけてました。
カバンもその時のもので、思えば確かに部屋のハンガーか何かにかけてあった記憶があります。
そして手紙ですが、これは日本語を勉強していた彼女が一生懸命書いてくれたもので、たぶん私の一番のお気に入りかもしれません。
よく見ると「が」の点がちょっと少なかったりと、ところどころ間違えてる箇所があるんですが、一生懸命書いてくれたことを思うとただただ嬉しかったモノですし、そのせいかそれを見ると今でもついつい涙が浮かんでしまいます。
まぁこんな私の話はどうでもいいですよね。
それより、みなさんにもそういったものがたくさんあるでしょうから、余計なお世話かもしれませんが是が非でも大切になさってください。
もしかすると記憶が鮮明によみがえり過ぎてツラく感じる時もあるかもしれませんが、どこかにやってしまうとやっぱり必ず後悔すると思いますので…