亡き人に会うために

大切な人を亡くされた人へ|前を向いて歩いていくためのヒントと故人に再び会うための方法を考えるブログ

しあわせな人を見ていたいもうひとつの理由…

 

 

見ず知らずの誰かを見て急に涙が出そうになる…

 

私にはこういったことがよくあります。
その人の背景を勝手に想像して、「果たしてこの人は幸せなんだろうか?」「実はつらいことがあるんじゃないのかな?」といったことをいろいろと考えてしまうんです。

 

実は今日もそんな状況がありました。
それは、信号待ちのときに車の脇を通った女性を見た時のことで、ほんの少しだけ足を不自由にされている感じの60代以上と思われる女性が愛犬を連れて散歩をしていた時のことです。

 

上手く説明できないんですが、私はこういうのが本当にダメなんですよね。
というのも、その光景を見た瞬間「身体の痛みをこらえながら、それでも愛犬のために一生懸命散歩している」って勝手に変換してしまうみたいで…
そして、どうにも泣けて仕方ない…といった感じになってしまうんです。

 

ちなみに、こんな時は頭に浮かんでるのも悲観的なことばかりです。
「誰か支えてくれる人はいるのかな?」とか「もしこの犬が亡くなってしまったら、この人はどうなってしまうんだろう?」とか「楽しいと思えることはあるのかな?」とか…

 

もちろん、こう感じることが完全に余計なお世話であることは自分でもわかってます。
第一、上のことはすべて私が勝手に想像したことですから、実際のところは私よりずっと元気かもしれませんし遥かにしあわせかもしれないわけですし。
それでも、やっぱりそんな風に考えてしまう時があります。

 

ですので、私にとっては「見るからに元気な人や明らかにしあわせそうな人」を見ているほうがよっぽど楽です。
こういった方々であれば、同情めいた感情を抱くことも悲しい気持ちになることもありませんし、なにより心がざわつくことがないので…

 

というわけで、たぶんほとんど伝わってないと思いますが、これが私がしあわせな人を見ていたいと思うもう一つの理由です。
ちなみに、死別以前には決してなかったことなので、たぶんこういったところにも死別は影響してるんでしょうね…

 

 

 

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