亡き人に会うために

大切な人を亡くされた人へ|前を向いて歩いていくためのヒントと故人に再び会うための方法を考えるブログ

お盆…

 

 

 

そろそろお盆ですね…

 

 

とはいっても今年も引き続きのコロナ禍です。
となると、みなさんはどのようにして今回のお盆休みをお過ごしになるのでしょうか…?

 

 

ちなみに、私はお盆にまったく興味がありません。
お盆だけでなく、「人に何かをさせる、もしくは人に何かをしなければいけないと思わせるような宗教行事や風習」には一切興味がありませんし、むしろ大嫌いです。

 


おそらく、以前から当ブログをお読みになっている方であれば私がこういう人間であることをご存知でしょう。

 

 

理由はごくごく簡単なものです。

 

  • 「そこにお金が絡むから」
  • 「ただ単に人が考え出したものだから」
  • 「亡くなった人をダシにするような行事が多いから」

 

 

一つ目の「お金が絡む」という点に関して説明すると、どうしても誰かがそこでお金儲けをしようと企んでいるのが見えてしまい、一気に興ざめしてしまうということです。
もちろんお墓参り自体にはそれほどお金はかかりませんが、墓石や墓地など、そこに至るまでの過程ではかなりのお金が必要とされます。
こういったお金に関しては無駄に思えて仕方ありませんし、死別で悲しみに暮れている人間に「そうしなければいけない」と思わせた上ではじめて成り立つ部分でもあるので、やっぱりお墓参り関係の行事はどうにも受け入れられないんですよね。

 

 

二つ目の理由に関して言うと、日本に残るこういった行事はだいたいが宗教ベースだと思いますが、宗教って誰かが何かのために考え出したものですよね?
なので、それは決して「自然の摂理」のようなものではありませんし、すべての人間に等しく当てはまるようなものでもありません。
簡単に言うと「みんなが求めているような正解」では決してないんです。
その証拠に各国ではそれぞれ異なる宗教が信仰されてますし、それに伴う行事などもやはり各国でそれぞれ異なります。
われわれはなぜか宗教ごとを昔から当たり前のように感じていますが、実は全然当たり前のことではないんですよね。

誰かが考え出した単なる意見や思想であり、さらにその誰かというのは神でもなんでもなくただの人間。
ついでに言うなら、今の時代を知らない遥か昔の人間です。
そういったことを考えると、そんな人間が考えたことになぜわれわれはいつまでもとらわれているのでしょうか?
これが私の正直な感想です。
そして、こんなものをひたすらに押し付けてくる風潮や文化にも気持ち悪さを感じます。

 

 

三つ目の理由に関してですが、おそらくこれがもっとも罪深い気がします。
なぜって、亡くなった人を盾にとられたら、さすがにみんな言われたとおりにせざるを得ませんから。
「故人の霊が帰ってくるんだよ」とかそんな感じのことを言われたら、「やっぱりお盆らしいことをちゃんとしないとダメなんだな」って思いませんか?
これ、ハッキリ言って卑怯ですよね。
死後の世界を知っている人間なんて誰もいないくせに…


それにしても、「この時期には故人の霊が現世に戻ってくる」なんて、こんなこと誰が考え出したんでしょうね(笑)
普通に考えれば、そんなわけないでしょって一笑に付されて終わりのはずです。
ところが、それをみんな当たり前のように感じている。
これって冷静に考えると狂気ですよね。
思うに、「亡くなった人を大切にしなければ…」とか「亡くなった人に会いたい…」などといった気持ちを誰かが勝手に誘導したあげくの産物でしょうから、私はやっぱりなじめません。 

 

 

 

 

こんな感じで超個人的見解をつらつらと書き殴ってみたわけですが、お盆を大切にしている方を否定するつもりは一切ありませんので気を悪くしないでください。

 

単に、選択肢を増やしてもらえればという願望のもとに書いているだけです。
特に、「死別直後で混乱している方」や「悲しみに暮れていて正常な判断能力を失っている方」にとって、こういった行事や風習が更なる負担にならないように願っています。

 

 

 

 

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