亡き人に会うために

大切な人を亡くされた人へ|前を向いて歩いていくためのヒントと故人に再び会うための方法を考えるブログ

2017-01-01から1年間の記事一覧

選挙に行かない人って

台風による雨がひどいですね各地に避難指示や避難勧告が出ているようですので、該当地域の方々はお気を付けください。併せて、何事もないことを願っています。 さて、そんな悪天候の中で衆院選の投開票を迎えているわけですが、みなさん選挙には行きましたか…

頂いたコメントへの回答

頂いたコメントに対して返事を書こうと思ったのですが、長くなりそうでしたので記事にしました。 頂いたコメントは以下のとおりです。 まずは、ブログ村へお帰りなさい。 こちらのブログに出会ったのは、2ヶ月ほど前ですが、今回初めて、コメントさせていた…

どうしようもないならまだしも…

ひとくちに死といっても、その原因にはいろいろあります。寿命、病気、自然災害、交通事故、殺人事件、自死… こういったもののうち、納得できるものは果たしてどれぐらいあるのでしょうか?先日の東名高速での理不尽な事故(事件?)を思うと、こんなことを…

再入会にあたって

先日、ブログを再開する旨をお伝えした際に、「にほんブログ村」から退会したことについてもお伝えしました。しかし、考え直した末、再度入会することにしました。 ということで、今回はその理由について少し書きます。 まず、退会した理由ですが、これは記…

恵まれているのかも

私は24歳の時に交際相手と死別したわけですが、当然のことながら決して経験したくなかった出来事でした。 死別によって多くのことを学んだとはいえ、今でもこの思いに変わりはありません。 ただ、どこにも良い部分なんか見当たらない出来事のはずですが、そ…

優しさの勘違い

かねてから感じてはいましたが、死別界隈において、私は「ある発言」をよく耳にしている気がします。それは、「死別経験者に寄り添う姿勢こそが死別経験者に対する優しさである…」といった類の発言です。いえ、これでは正確ではありませんね。正確に言うなら…

決めつける必要性はどこにある

大切な人を失って悲しむのは当たり前ですし、それがごくごく自然な行為であることは私もよく理解しています。しかし、その後の考え方や発言の中に、理解し難いものがあることも事実です。その一つが「決めつけ」です。 みなさんは、大切な人を失った方がこう…

先がいいか、後がいいか

「相手が先に亡くなるか、それとも自分が先に亡くなるか…」 これを読んでも、人によってはまったくイメージが湧かないという方もいらっしゃることでしょう。また、どこか遠くで起きる現実味のない話のように聞こえてしまう方もいらっしゃるかもしれません。…

人の葬儀に思うこと

ひと月ほど前に友人の親戚が亡くなったのですが、今回はその際の葬儀のことについて書きます。 ただ、人づてに聞いた話ですので、その点は予めご理解ください。 その時の葬儀ですが、故人が家族葬を希望していたとの理由から親族のみで執り行われたそうです…

死別に翻弄されないために

死別に翻弄されないためにはどうすればいいのか?今までにも似たような内容に触れたことがある気がしますが、この機会に再度考えてみたいと思います。というのも、今年の夏は「水の事故」に関するニュースを目にすることが多く、急に大切な人を亡くした遺族…

エンディング産業について感じること

再びブログを書き始めると言ってからだいぶたってしまいましたね、すみません。 先日、東京ビッグサイトにて開催された「エンディング産業展(ENDEX)2017」に行ってきましたので、そこらへんのことと、そういったものに対する私の考え方について書いてみた…

今でも誰か読んでますか?

最近いくつかコメントを頂いたせいなのか、久しぶりに何か書こうかと思ってブログを開いてみました。とはいっても、以前のように定期的に書くつもりはありませんし、内容的にも大したものにはならないと思います。ですから、まったくもって期待はしないでく…

頂いたコメントへの回答と、「亡き人に会うために」とは

はじめまして私も先日旅立ってしまった父に会いたくて会いたくて…話をしたくて…たまらないです どうしたらいいのですか?拝見して、同じ思い!と、いてもたってもいられず、コメントさせていただきました。 上のコメントは以下の記事に対して頂いたものです…

不思議な一日

それにしても、死別後に迎える「大切な人の誕生日」というのはなんとも不思議なものですね。だって、生まれてきたことを祝ってあげようとするその日に、その想いを伝えるべき相手はもうこの世にいないわけですから。そんなことを考えていると、「生まれてき…

後ろを向くことで前を向く

故人のことを忘れることはできませんし、忘れたいと思う人はおそらくいないでしょう。かといって、大切な故人のことを考えれば頑張れるかというと、そんな簡単なものではありません。なぜなら、故人のことを考えるたびに死別の事実を突きつけられ、悲しみに…

人のために生きる

今回は、故人のホームページやお墓の件から離れて、普通の記事です。 少し考えてみてください。みなさんは、誰のために生きていますか?自分のためですか?亡き人のためですか?それとも、他人のためですか?おそらく、人それぞれにいろいろな答えがあると思…

満たすべき条件(前回の続き)

前回の記事の中で、お墓には疑問に感じる点や問題となる点がいろいろとあるといったことを書きました。今回はそれを受けての記事になるわけですが、簡単に言うなら、お墓以外の方法を考えようということです。もう少し正確に言うなら、問題の多いお墓に代わ…

お墓に感じる疑問

以前に、私には大切な人のお墓や遺骨がないという話をしました。 sms2001.hatenablog.com 今回はこの内容に関してもう少し書いてみたいと思います。 なぜ私にはお墓や遺骨がないのか…それは、私の大切な人が日本人ではなかったことや、当時の私が分骨などの…

心配事…

「故人にもっと光が当たり、故人を社会全体の想い出として大切にしていくような世界」 私はこういった世界が訪れることを願っていますし、ここ最近そういった内容の記事を書いてもいます。しかし一方で、私が生きている間にこういった世界が実現することはな…

「故人のために」は自分のために

ここ最近、「故人のために何かできる」「故人のために何かしよう」といった記事を書いていますが、中には、自分のことで精一杯で、「故人のために…」といったことを考える余裕なんかないという方もいらっしゃると思います。そんな方のために、少しだけ書いて…

ほんの少しの努力が、大切な人の生きた証を残す

有名人でもなければ、その名が後世に語り継がれることはありません。著名人でもなければ、その人生が注目を浴びることもありません。しかし、誰にでも誇るべき人生があり、語るべきドラマがあるはずです。 これは私が常々思っていることです。とはいっても、…

故人に関する情報の重要性

みなさんもご存知のとおり、死別経験者が抱える悲しみというのは、故人との関係性などによって左右されるものです。ですから、他人の悲しみを理解したり、逆に自分の悲しみを理解してもらったりする上では、故人との関係性などをはじめとする「故人に関する…

ありがとうございました

昨日は多くの方からコメントを頂き、大変感謝しております。おそらく、あの子もきっと喜んでくれていることでしょう。それにしても、自分の大切な人に対して温かい言葉をかけてもらえるというのは嬉しいものですね。それは、上手く表現できないほどの感情で…

故人のホームページについて

前回、故人のホームページを作ろうという記事を書きましたが、今回はその続きです。 これは私からの質問なのですが、みなさんは故人に対していったいどんな風に感じていらっしゃるのでしょうか?より多くの人に知ってもらいたいのか、それともそっとしておき…

大切な人の「生きた証」を残す

「故人をいつまでも忘れたくない」「ともに過ごした日々を忘れたくない」 大切な人を亡くした人間がこのように思うことは、ごくごく自然な感情です。おそらく、これはすべての死別経験者に共通する感情と言ってもいいのかもしれません。 しかし、自身のこう…

死別経験者が気をつけるべきこと②(再掲載)

ここ数日間は、わけあって以前の記事を再掲載しております。 今回は、「死別経験者が気を付けるべきこと」について書きます。 (念のためお伝えしておきますが、私も死別経験者です) ご存知のように、よほどの人物でもなければ後世にまで名が残ることはあり…

薄れていく記憶(再掲載)

ここ数日間は、わけあって以前の記事を再掲載しております。 ふと気付いたのですが、当時の細かな出来事や物事について、私の記憶はかなり薄れています。とはいっても、すべての記憶が薄れているわけではありません。交わした会話の内容や、一緒にしたことな…

故人を大切にするということ(再掲載)

「故人を大切にしたい」 この感情はおそらく誰もが持っていることでしょう。しかし、その表現の方法となると、それはもう人によってそれぞれです。 お葬式を例にとっても、豪勢なお葬式とすることで故人を大切にしようとする方もいらっしゃるでしょうし、故…

後悔を減らすためには(再掲載)

わけあって、数日間以前の記事を再掲載します。 大切な人を亡くして、何か後悔していることはありますか?私にはたくさんあります。細かいことで言うなら、面会時間を目いっぱい使わなかったこととか、シーパラダイスに連れて行ってあげられなかったこととか…

故人の無念は残された人間が晴らせばいいだけ(再掲載)

本日から数日間、わけあって以前の記事を再掲載しますので、その旨をお伝えしておきます。 大切な人を亡くした時、やはり多くの人は「さぞ無念だっただろうに」と思うことでしょう。亡くなった相手が若ければ若いほどこのように考えてしまうでしょうし、故人…