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亡き人に会うために

大切な人を亡くされた人へ|前を向いて歩いていくためのヒントと故人に再び会うための方法を考えるブログ

動物の死に際して思うこと

 

私は、競馬をしません。
正確には、馬券を買わないと言えばいいのでしょうか。
それは今も昔も変わりません。

ただ、学生時代、競馬に多少興味を持った時期があります。

理由は、熱心な競馬ファンの友人がいたからというありふれたものなのですが、今思うと、この友人はそれまで私が競馬に対して抱いていた印象を完全に覆してくれたように思います。
というのも、それまでの私は、単に勝ち負けを予想して金額の増減に一喜一憂することが競馬のすべてだと思っていました。言ってみれば、なんてことはない「ただのギャンブル」としか考えていなかったということです。

ところが、友人に薦められるがまま観た「名馬物語Ⅱ」というシリーズもののビデオで、私の印象は一気にひっくり返されることになります。

そのビデオには、一頭一頭の馬の一生がまるでドラマのように映像化されており、懸命に生きて懸命に走る姿が映し出されていました。
私は、この時はじめて「それぞれの馬にも一生があり、そしてそれぞれのドラマがそこにある」ということに気付かされました。と同時に、思わず涙が溢れそうになるほど感動させられたことを覚えています。
それまでは適当に馬が集められて走っている程度にしか考えていなかったわけですから、それこそ目から鱗が落ちた瞬間と言っていいのかもしれません。

もちろん、「名馬物語Ⅱ」というぐらいですから、取り上げられているのはあくまでも大活躍して記憶にも記録にも残るような名馬たちばかりです。また、人を感動させるために制作・編集されているわけですから、感動してしまうのも当たり前なのかもしれません。
ただ、競馬にまったく興味がなかった私にとって、一頭の馬の一生に注目するという視点がとても新鮮だったことは間違いありませんでした。

そしてほどなく、私にもお気に入りの馬ができました。
それが「ミホノブルボン」という馬であり、昨日惜しまれつつこの世を去った馬です。
おそらく、昨日のニュースで見かけた方も多いのではないでしょうか。

とはいっても安心してください、この馬についてどうこう書くつもりはありません。
なにせ、私がこの馬を知ったのはこの馬がとっくに引退した後のことでしたし、そもそもビデオで知っただけのにわかファンみたいなものですから。
それに、もしこの馬について知りたい方がいるのであれば、YouTubeで「名馬物語Ⅱ ミホノブルボン」と検索すれば済む話です。

にもかかわらずなぜこんな記事を書いたかというと、私にとってやっぱり思い出深い馬だからです。
昨日の訃報を知り、私は何度も何度も映像を見返していました。
知らないうちに、自分が想像していた以上のショックを受けていたようです。

学生時代に知ってからというもの、その映像を見るたびに私を勇気づけてくれ、見るたびに頑張ろうという気にさせてくれたこの馬は、私にとって、実際には一度も見たことも会ったこともない「大切な存在」だったのかもしれません。

上手くは言えませんが、勇気づけてくれたこと、そして私に思い出をくれたこと…
今はただ「ありがとう」と伝えたい気持ちでいっぱいです。


すみません、本当はもう少し他のことにまで絡めて書くつもりだったのですが、上手く筆が進みませんのでこれぐらいにしておきます。
普段の内容とはだいぶ異なりますが、許していただけると幸いです。 

 

 

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