亡き人に会うために

大切な人を亡くされた人へ|前を向いて歩いていくためのヒントと故人に再び会うための方法を考えるブログ

選挙に行かない人って

 

 

 

台風による雨がひどいですね
各地に避難指示や避難勧告が出ているようですので、該当地域の方々はお気を付けください。
併せて、何事もないことを願っています。

 

 

さて、そんな悪天候の中で衆院選の投開票を迎えているわけですが、みなさん選挙には行きましたか?
今回は死別に関する話題から離れて、選挙について私の思うところを少し書いてみます。
とはいっても、支持政党や政策の如何などといったいわゆる政治の話ではありませんのでご安心ください。
もっと手前の段階の話です。

 

  

 

 

 

 

「自分の一票に意味がないと感じるから投票に行かない」

 

 

どうでしょう、みなさんの周囲にこういった発言をしている方はいらっしゃいますか?
投票率がこれだけ低い日本ですから、おそらく何人かはいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに、私の周りにもこういった人間はいますし、今までのことを考えると数多く目にもしてきました。

 

 

しかし、いつの頃か、これは単にその人が投票に行かなくていい理由を探した末の言い訳であるということにも気付きました。
と同時に、こういった人はハナから選挙に行くつもりがないということも理解できるようになりました。
「自分の一票に意味がない」などというもっともらしい理由は、あとから付けただけです。

 

 

では、本当の理由は何なのでしょうか?

 

 

そこに本当の理由があるとするなら、それは「面倒くさい」という気持ちなのでしょう。
そして、その気持ちを芽生えさせる原因、つまり投票に行かない真の理由とも言えるのは、「投票所の場所がわからない」「投票の仕方を知らない」「選挙の争点がわからない」「候補者や政党の政策を知らない」といった「知識の欠如にともなう不安感」です。
乱暴に言ってしまうなら、恥をかきたくないから自分の知らないことはやらないというだけのことであり、こういった姿勢はその人のさまざまな言動においても見受けられるものです。

 

 

逆に言えば、そういった面が日々の言動からにじみ出ているからこそ、その人が投票に行かない本当の理由もこうやって簡単に推察することができるわけです。

 

 

ついでに言っておきますと、期日前投票不在者投票という制度がある以上、「本当は行きたいんだけど、当日は忙しくて行けない」というこの上なく自然に聞こえる言い訳ですら、実はまったく通用しないということを頭に叩き込んでおくべきでしょう。
2週間ものあいだ朝から晩まで投票が可能なわけですから、制度の存在を知っている人間に対して、この言い訳はとてもじゃありませんが成り立ちません。
それどころか、行けないのではなく行こうとしていないということもバレてしまいますし、それをもっともらしい理由で隠そうとしていることまでバレてしまいます。
なお、本当に制度を知らなかったのであれば仕方ありませんが、たとえその場合であっても、無知な人間であることを自らアピールしていることに変わりはありません。

 

 

 

 

「投票に行かなきゃいけない理由は?」

 

 

投票に行かない人間は、冒頭の「一票の意味」と並行して、「本当に納得できる理由があれば行くのに」といった態度もとりがちです。
しかし、そんなものは人に教えてもらうものではなく自分で考えるものです。
将来の日本をこんな風にしたいからといった理由でもいいでしょうし、なんとなくこの候補者が気に入ったからといった理由だっていいでしょう。
自分が考えた理由に基づいて、自分の意志のもとに投票すればいいんです。
別に誰に責められるものでもありませんし、当然そこには正解だってありません。
なにせこれからの日本を作るための選挙ですから、正解なんてなくて当たり前です。
こうなってほしいと考え、その政策に合う候補者に票を入れさえすればそれでいいわけです。
ちなみに、投票したい候補者がいない場合は消去法で選ぶしかありませんが、それも立派な意思表示ですから、なんら引け目に感じることはないでしょう。

 

 

そもそも、日本の政治の仕組みを知っていれば、選挙に行かないという選択肢はあり得ないと個人的には思います。
それは誰もが義務教育で教わったはずのことですし、もし忘れてしまっていたとしても、Google先生に確認すれば済む話です。

 

 

ここまで書いてきましたが、どういった理由にしろ、選挙に行かない人は「ダサい」と思います。
国民である以上は、「投票に行かなくていい理由を一生懸命探そうとするそのパワー」を、まずは投票所へ足を運ぶことに使うべきなのではないでしょうか。
そうすれば、投票してもいないくせにことあるごとに世の中の動向や政治家を斬ろうとするそのクセや、政治家の失態に目くじらを立て、政治家なんてみんなそんなバカばっかりだと決めてかかるその身の程知らずなクセもなくなることでしょう。
そう考えると、選挙というのは有権者の人間的な成長にも効果があるのかもしれません。

 

 

以上、ひとりごとみたいなものでした。

 

 

 

 

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