亡き人に会うために

大切な人を亡くされた人へ|前を向いて歩いていくためのヒントと故人に再び会うための方法を考えるブログ

さようならコメント

 

 

ブログを始めてから1年が経過したということは以前にもお伝えしましたが、今回はこの過程の中で個人的に面白かったと感じたことについて書いてみたいと思います。
いろいろあるので、今回はその中から1つ。

 

 

ブログを書いているとさまざまなコメントをもらうものです。
特に、私のスタンスや書く内容が気にさわるという方は多かったようで、最初のうちは結構中傷めいたコメントをもらいました。
内容的には、小学生が使うような「バカ」だの「アホ」だのといった言葉から、「くだらない下ネタ」に至るまで…(笑)
批判ならいいのですが、中傷ですから、こういったコメントが公開されることはまずありません。
サクッと削除するだけです。
もちろん、傷つくこともありません。

 

なにより問題なのは、中傷コメントのくせに面白くないという点です。
せっかく人を傷つけようとしているのですから、ある程度はセンス的なものを磨いておかないと…
その上で、せめて「コイツやるな…なんかムカついてきた…」ぐらいのことは確実に思わせるべきです。
そうでなければ私の心には残りませんし、それはコメント主の意図するところではないはずです。

 

 

まぁそんな感じでコメントにはさまざまなものがあるのですが、そんな中に、本人が面白く書いたつもりもないのに私が笑ってしまう典型的なパターンがありますので、それを紹介したいと思います。

 

 

ちなみにそれは、「失望しました、もう読みません、さようなら」といったタイプのコメントです。
たぶん、みなさんもいろいろなブログで目撃していらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

これ、私ダメなんです…
どうしても笑っちゃうんですよね(笑)
それはおそらく、コメント主が考えていることが透けて見えすぎちゃうせいかもしれません。
とにかくイタイ…

 

 

というわけで、このタイプのコメントについて考えてみましょうか。
とその前に、名前を付けておいたほうが話を進めやすい気がしますので、このタイプのコメントをひとまず「さようならコメント」とでもしておきます。

 

 

ちなみに、笑ってしまうと書きましたが、この「さようならコメント」は、私がコメント主をもっとも軽蔑してしまうコメントのひとつでもあります。

 

 

ではでは、書いてみましょうか。

 

 

いきなりですが、みなさんは知ってますか?
これが全然「さようなら」ではないということを。
安心してください、コメ主は十中八九そのブログを読み続けています。
なぜなら、自分のコメントがどう受け止められたのかを知るためには、読む以外に方法がありませんから。
それに、自分のコメントによってブログ主やブログの内容に変化があったかどうかも確認する必要があるはずです。
そう、つまり自分の気に入らない状態から改善されたのかという確認です。
まぁ変わるはずはありませんけどね(笑)

 

 

というわけで、「さようならコメント」というのは、さようならどころか「まだまだしばらく読みます、でも恥ずかしくてそんなこと言えない」ということなんです。
当然、気が変わってコメントをしたくなった際もそんなこと恥ずかしくて言えませんから、その場合は当たり前のようにハンドルネームを変えてコメントしてくるはずです。

 

 

なんとなくわかってきましたか?
「さようならコメント」の気持ち悪さが(笑)

 

 

さて、では次です。

 

 

「さようならコメント」からは、コメ主がどうやら「ブログを読んでもらえないことこそがブログ主にとって一番つらいはず」と考えているらしいことが読み取れます。
だからこそ、「もう読みません」のひとことが付け加えられているわけです。

 

 

これは確かにそのとおりかもしれませんね。
ただ、コメ主が理解できていないのは、ブログ主もそんな人間には読んでほしくないと思っているということです。
実はこれ、コメ主がちゃんと理解しておかなければいけなかったことでもあります。
というのも、ブログ主がそう考えているだろうことを理解できてさえいれば、こんな効果のない捨てゼリフを選択せずに済んだでしょうから。
職業ブロガーに対してならまだしも、ほとんどが一般ブロガーで占められている死別ブログにおいて、この方法はあまりにも効果が薄いと言わざるを得ませんし、にもかかわらずこの方法を選んだというところに、コメ主の考えの浅さが垣間見えてしまいます。

 

 

はい、では次。

 

 

私には「さようならコメント」をする方の神経がまったく理解できないのですが、みなさんにはわかりますか?
ブログ主が「え? そんなこと言わずにこれからも読んでください、あなたの希望通りになるように努力しますから…」とでも言うと思ってるんですかね?
まぁたぶん思ってるんでしょうね(笑)
じゃないと、わざわざこんなこと伝えないはずですし…
それにしても、どうやって育ったらこんな考え方になるんでしょうね。
そのあたりはもはや謎としか言いようがありませんが、いずれにしても、コメ主がこのようなおかしなことを考えていたということは間違いありません。
それが、この「失望しました」という部分に表れているわけです。

 

 

 

まぁこんなところですかね…

 

 

ただ、せっかくですので、こういったことを指摘したらコメ主はどう返すだろうかといったところまで考えてみましょうか。
たぶん、次のように言うはずです。

 

 

「一応それまでは読ませてもらっていたので、その礼儀として最後に挨拶をするべきだと思って」

 

 

ね?
気持悪いでしょ?

 

いらないいらない、そんなの(笑)
もともとお互いのことなんかよく知らないんだし…

 

 

第一、それがもし本当の意味で別れの挨拶のつもりなら、相手にいらぬことを考えさせるべきではありません。

 

「私にも立ち直りの時期が来たようですので、以後死別ブログを離れることになると思います。今まで本当にお世話になりました」

 

といったように、嘘でもいいので相手が余計なことを考えなくていい理由をつけるべきです。
それが大人のマナーでしょう。
にもかかわらず、「失望しました、もう読みません、さようなら」ですから、どれだけ自分の想いが溢れちゃってるんだよ…と突っ込まれて終わりです(笑)

 

 

そんな感じですかね。
といったわけで、もし「さようならコメント」を見かけたら、みなさんもコメ主のことを想像してみてください。
笑えて少し元気になれるかもしれません。

 

 

以上です。

 

 

 

 

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