亡き人に会うために

大切な人を亡くされた人へ|前を向いて歩いていくためのヒントと故人に再び会うための方法を考えるブログ

腹落ちした言葉

 

 

 

今回も死別には特に関係のない内容です。
というわけで、興味がない方は適当に読み流してください。

 

 

 

 

 

「バカは自分以外のことをバカだと思っている」

 

 

どこで見かけたのかまでは覚えていませんが、最近全力で賛同したいと感じた言葉がこれです。
と同時に、これほどまでに簡潔かつ見事に表現できるものだったのか…と、その観点と表現力に嫉妬すら感じてしまいました。
おそらく私にとっては、求めていた表現がまさにそこにあったという感覚だったのでしょう。
ですから、やたら爽快な気分になったことも覚えています。

 

 

とはいっても、この言葉がすべてのケースに当てはまるような完全な言葉かというと、決してそうではありません。
なぜなら、厳密に考えるまでもなくこの言葉には間違っている部分があるからです。
それは、他人をバカだと思っていないからといって、その人がバカじゃないとは限らないことを考えればわかります。
残念なことに、世の中には「優秀な人間がこの世にたくさんいることをきちんと理解している私のようなバカ」もいるわけです。

 

 

したがって、もし論理的な正しさにこだわりたいのであれば、この言葉の「逆」もしくは「裏」を考えるといいでしょう。
これらは「真」と言ってしまっていいでしょうから。

 

:「自分以外のことをバカだと思っている人間はバカである」

:「バカでないなら、自分以外のことをバカだと思っていない」

 

ただ、個人的には冒頭の表現が一番好きです。
おそらく、言葉のインパクトと、耳障りや語感の問題なのでしょう。
第一、これで言いたいことのほとんどが伝わるため、論理的に多少間違っていたとしても、それはさほど気になる部分ではありません。

 

 

それにしても、なぜ爽快な気分になったのでしょうか? 

 

 

それはたぶん、今までの人生の中で思い当たる人間が何人かいたからだと思います。
そして、そういった人間を一言で気持ちよく表現できる言葉が見つかった、きっとそれが今回なんだと思います。

 

なお、何人かいるうちの一人が学生時分の私自身だったことは間違いありません(笑)
ただ、若い時にはありがちでしょうから、今となっては許してあげることにします。

 

しかし、年齢を重ねた人間の場合はそうもいきません。
多くの場合、長年狭い世界だけで生きてきたことがその原因となっているのでしょう。
それを考えると、今更どうこうできる部分ではないのかもしれませんが、いくつになってもやはり日々成長はしていたいものです。

 

 

というわけで、バカという言葉を連呼している割には、こんなことまで考えさせてくれる不思議な言葉でした。

 

 

 

 

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