私事ですが、昨日は明け方までテレビでマスターズを観戦していました。
とはいっても、ゴルフに興味のない方にとってみれば「何それ？」といった感じかもしれませんね（笑）
すごく簡単に言ってしまうと、男子ゴルフの最も権威ある大会のうちのひとつです。
男子ゴルフにおいては、以下の４つの大会が最も権威ある大会とされており、これらはメジャーと呼ばれています。そして、このメジャーで優勝することは世界中のゴルファーの夢であり目標です。（なお、いまだかつて日本人がメジャーで優勝したことはありません。）
なんとなくわかりましたか？
昨日まで開催されていたマスターズというのは、そんな世界中のゴルファーが憧れるような大会なんです。
ちなみに、優勝したのは今までずっとメジャーで勝てずにいた選手です。若いうちから、いつメジャーで優勝してもおかしくないと期待され続けていたにも関わらず、大事な場面で信じられないようなミスを犯したりなどして過去何度も優勝を逃してきた選手です。この選手が今まで苦しみ続けてきたことを誰もが知っているため、優勝の瞬間は万雷の拍手に包まれ、非常に感動的でした。また、優勝を讃える観客の姿もとても印象的でした。
とはいっても、感動的だったとか印象的だったということを伝えたいわけではありません。
私が伝えたいのは、「ずっと苦しみながらも自分の力でとうとう結果をつかんだ人間がいる」ということです。
死別とゴルフを一緒にするつもりはありませんが、死別からの立ち直りだって似たようなものだと個人的には考えています。
今は先が見えない苦しみの中を進んでいるように感じるかもしれませんが、いつかそこを抜ける時が来ます。
他人からの支援やアドバイスなど、使えるものは世の中にたくさんあります。
ですから、そういったものもぜひ有効に使ってください。
ただし、最後の最後はやはり自分の力でどうにかするしかありません。
そんな時は是が非でもご自身の手で「望む結果」をつかんでください。
「苦しかったけど最後は自分の力で立ち直れた」
みなさんにも、そう言える日が訪れることを願っています。
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