亡き人に会うために

大切な人を亡くされた人へ|前を向いて歩いていくためのヒントと故人に再び会うための方法を考えるブログ

「できる」を探す

 

大切な人を亡くすと、何もかもやる気がなくなってしまうものです。
少なくとも当時の私はそうでした。

それだけではありません。
やる気が出ないことを理由に、何もやろうともしませんでした。
「偉くなっても仕方ない、お金を稼いでも仕方ない。だって、何をしても大切な人は戻ってこないから…」
こんな具合です。

何もやりたくないわけですから、「できない」と返答するための理由を自ら進んで探したりもします。
それはつまり、物事に対して最初から「粗探し」をするようなものです。
こういった行動は、悪循環といえば悪循環ですし、やる気にならないことの正当化と呼んでもいいのかもしれません。

そもそも、何をしても大切な人は帰ってきません。
ですから、それだけを望んでいる人間にとっては、世の中すべてのものに「粗」が存在していると言えます。
つまり、意味がないという「粗」です。
それは、「〇〇をしても大切な人は帰ってこない」の〇〇の部分に、どんな内容を入れても必ず成り立ってしまうことを考えればよくわかるはずです。

大切な人を亡くして、どうしたって悲観的な状況でしょうから、「できない」「やりたくない」といった姿勢になることは無理もないと思います。
しかし、いつまでもそう考えていても、永久に何も変わらないことも簡単に想像できるはずです。
そればかりか、悪循環に陥るだけで、自分がますます苦しくなってしまうのではないでしょうか…

それを避けるためにも、「今の自分にできることを探す」という姿勢が必要なんだと思います。
「できないこと」や「やりたくないこと」がたくさんあるのは仕方ありません。
ただ、そういった中でも、少しでもできることを探して実行することは、少なからず自分自身の存在に意味を与え、変化をもたらしてくれるはずです。
ですから、「できないこと」を探すのではなく、「できること」を探す姿勢を大切にしてもらいたいと思います。

もちろん、そういった考え方自体が「できない」という方もいらっしゃると思いますが、たとえその場合であっても、やはり「何かできることはないか」と考えてみてはいかがでしょうか。

否定するばかりでは何も変わらない、それだけはきっと間違いのないことです。

 

 

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