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亡き人に会うために

大切な人を亡くされた人へ|前を向いて歩いていくためのヒントと故人に再び会うための方法を考えるブログ

立ち直って良かったこと

 

先日、「立ち直って良かったと思うことを具体的に教えてください」というコメントを頂きましたが、これについて少し書いてみたいと思います。

とは言っても、具体的な内容かというと微妙ですので、そのあたりはご了承ください。



立ち直って良かったこと、そう考えた時にまず思い浮かぶのは、物事を否定的に捉えることが少なくなったということです。
マイナス面に注目することが明らかに減ったように思います。

立ち直る以前は、はっきり言って物事のマイナス面しか見ていなかったような気がしますし、人生なんて本当にろくなもんじゃないと思っていました。
大切な人が亡くなるという「人生で最もつらい出来事」を経験しただけでなく、「大切な人のいない世界」を生きていかなければならない状況になったわけですから、自分の人生に対して完全に嫌気がさすのも無理はありません。

「それでもあの子はもういない」

当時は、どんなことに対しても結局最後にはこう考えて締めくくっていたように思います。ですから、すべてをマイナスに感じるのは当たり前のことだったのでしょうし、なんならマイナスに考えることを心がけていたような気さえします。

単純に悪循環にはまっていたのでしょう。

しかし、立ち直ってくるにしたがって状況は一変します。
楽しいことを楽しいと感じられるようになるばかりか、多少のマイナスでさえもプラスに感じられるようになりました。
立ち直る前とは正反対に、物事のプラス面を意識するようになった気がします。
それはおそらく、大切な人を亡くすという考えられないほどのマイナス体験をしたからなのでしょう。
そんな経験と比べると日常生活に転がっている多少のマイナスなんてどうってことありませんし、日常のありがたさを知ったせいか、マイナスの中にさえプラスを探そうという姿勢になれました。

結果として、死別以前よりも物事をプラスに感じる機会が増えたように思います。
これは自分でもにわかには信じられないことなのですが、やはり間違いありません。

大切な人を亡くして初めてこういった状態になれたわけですから、考えようによっては皮肉と言えるかもしれませんし、そのようにおっしゃる方もいるでしょう。
でも、きっと皮肉ではないんだと思います。
これは大切な人が身をもって教えてくれたことのひとつ、そう私は考えています。

ちなみに、プラスに感じることが増えてくると、以前であれば敬遠しがちであったにぎやかな場所や街、幸せそうな人間が集まる場所などもすべて気にならなくなりますし、人と接することによってプラスはどんどんと増えていきます。そういう意味では、立ち直った先にあるプラスは、私にとって計り知れないのかもしれません。


また、立ち直って良かったこととして、自分を嫌いじゃなくなったということも挙げられます。
立ち直る以前は、人生に悪態をついているばかりで何もやろうとしない自分が大嫌いだったのですが、立ち直ったことによってそれがなくなりました。
逆に、自分のことが少し好きになれたような気がしますし、自分自身が無価値ではないと思えるようにもなりました。
これはおそらく、自分の人生を大切にすることにつながっているのでしょうし、自分のことを大切にできるからこそ、他人のことも大切にできるようになったのかもしれません。
もしかしたら、これが私にとって一番良かったことかもしれません。



「立ち直って良かったこと」

ひとくちに言っても、いろいろなことが相互に影響しているため、それぞれを切り離してお伝えするのは難しいものです。ただ、パッと思い浮かんだのはこんなところです。

もしかしたら、「好きな人ができた」とか「笑えるようになった」とか、そういった次元での具体的なことを知りたかったのかもしれませんが、もしそうであれば、それはまたいつかということにさせてください。

ぼんやりした内容な気もしますが、今日のところはとりあえずこんな感じです。

 

 

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