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亡き人に会うために

大切な人を亡くされた人へ|前を向いて歩いていくためのヒントと故人に再び会うための方法を考えるブログ

悲しみと愛の深さは関係あるか

 

これは何かとてつもなく大きなテーマであるようにも思えますが、私は自分なりに簡単に考えるようにしています。

もしかしたら、巷にはそういった論文や学者さんなどによる意見なども存在しているのかもしれませんが、小難しいことは抜きにして考えてみましょう。

 

 

悲しみと愛の深さを対比するにあたって、私は悲しみというものを2つに分けて考えています。

ひとつは「悲しみの深さ」、そしてもうひとつは「悲しみの期間」です。

説明する必要もないかもしれませんが、前者はどれほどその悲しみが大きいかということであり、後者はどれだけの期間悲しむかということです。前者に関しては「悲しみの大きさ」と表現してもいいのかもしれませんが、とりあえずこのままにしておきます。

さて、ではそれぞれについて。


「悲しみの深さ」

これについては、愛の深さと当然関係があると考えています。

それは、「自分にとって大切な人間の死によって感じた悲しみ」と、「まったく知らない人間の死によって感じた悲しみ」を比べてみればすぐにわかることでしょう。
大切な人へは溢れる愛情を注いでいる一方で、まったく知らない人間にはまったく愛情を注いでいないはずです。その差が悲しみの差としても現れている以上、「悲しみの深さ」と「愛の深さ」には相関関係があると言えるでしょうし、それはまた、単純に愛が深いほど悲しみが深いと言える関係だと思います。


「悲しみの期間」

上の問題が簡単だったのに比べて、これは多少難しい問題だと考えています。
もちろん、「自分にとって大切な人間の死によって感じた悲しみが続く期間」と、「まったく知らない人間の死によって感じた悲しみが続く期間」を比べれば、結果は一目瞭然ですし、この一面だけを考えるなら「悲しみの期間」と「愛の深さ」には関係があると言えます。
つまり、長く悲しめば悲しむほど故人への愛が深いということです。

しかし、よく考えてみてください。
故人はどう考えているのだろうかということにまで思いを巡らせ、可能な限り早く立ち直って、故人のために前を向いて生きていくということも、故人への愛の深さを表していると言えるはずです。
そしてこの考え方からすれば、結論は上と正反対になるわけです。
つまり、悲しむ期間が短ければ短いほど故人の想いに応えており、故人への愛が深いと言えるわけです。

さて、困りましたね。
前者と後者ではまったく正反対の結論となってしまいます。それに、おそらく実際はこんな単純なものではありません。
ただ、上の2つの考え方を見るだけでも、結論付けることが難しい問題であることは理解できると思います。

ですから私の場合は、「悲しみの期間」と「愛の深さ」は関係がないと考えるようにしています。
どちらにも考えられる以上、無理やり結論付けるよりは関係ないとしてしまったほうが楽ですから。

加えて言うなら、上の2つの考え方も、使う人が自分の都合のいいように使えばいいと思っています。

というのも、死別経験者の中には、短期間で立ち直ったことで他人から薄情だと思われてしまうのではないかと考えている人もいるでしょう。
そういう方は、後者の考え方をして思いっきり胸を張ればいいんです。
卑屈になる必要も、遠慮する必要もまったくありません。

また、なかなか悲しみから抜け出せない方もいるでしょう。そういった方は、前者の考え方をすればいいんです。
ただし、こちらの考え方をする場合には気をつけるべきことがあります。
それは、やはり立ち直りが最終目標である以上、どこかでそこを抜け出す必要があるということと、自分が故人の気持ちを汲んであげられているかを考えるということです。

ちなみに、私は後者の考え方を圧倒的におすすめします。
なぜなら、あなたの残された人生を前向きに生きることにつながるとともに、故人の想いに応えていると言えるからです。
大切な人を亡くして、助けてあげられなかったと後悔するのであれば、なおさらこれからは故人の想いに応えるように生きていきたいものです。



長くなりましたので最終的にまとめておくと、
悲しみの深さと愛の深さは関係するが、悲しみの期間と愛の深さは関係ない
ということになります。

 

どちらにしても、愛の深さなんてものは基本的に比べるものではありません。
その点も忘れないようにしておきましょう。

なお、これらはあくまでも私の意見ですので、他の方がどう感じるかまではわかりません。ただ、私は今こう考えていますし、これから先もこの考えが変わることはないでしょう。

みなさんも、それぞれ大切な人への深い愛情をお持ちだと思います。
だからこそ、いつまでも悲しむことこそ愛の証と自分を追い詰めるのではなく、故人への愛の深さを前を向く力に変えて、限られた人生を大切に生きていってください。

それを誰よりも願っているのは、きっと先に逝ったみなさんの大切な人です。

 

 

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