亡き人に会うために

大切な人を亡くされた人へ|前を向いて歩いていくためのヒントと故人に再び会うための方法を考えるブログ

愛は勝たなかったけど…

そういえば… みなさんもご存知だとは思いますが、アーティストのKANさんが先日お亡くなりになりましたね。心よりご冥福を申し上げたいという気持ちとともに、少しばかり思い出めいたものも書きたいと思いこうしてPCの前に座っています。 代表曲は言わずと知…

外野の騒ぎはいったい…

あの絶対王者PL学園に熱狂し、プラスチックバットにゴムボールという小学生ならではの野球を楽しんでいた人間にとって、多少の差こそあれ夏の甲子園というのは毎年気になってしまう存在と言えます。 そのせいもあって、今年も目に飛び込んでくるニュースから…

久しぶりに…

久しぶりに書くので、もはや気づいてくれる方も読んでくれる方もいらっしゃらないかもしれませんが、まぁ気分転換も兼ねて書いてみることにします。 日々の流れというのはやはり早いもので、私が大切な人を亡くしてからもうすぐ22年。あの頃とはもう何もかも…

心の整理…

今日は大阪のビル火災のニュース一色でしたね…犠牲になってしまった方々や遺された方々にはかける言葉も見当たりません。 また、これはニュースを見ながら感じていたことなのですが、こういった人為的な理由によって大切な人が亡くなってしまった場合、残さ…

近づいてもいる…

今年も気づけばあと2週間ほど… そんな年の瀬ですが、「年越し」というのは死別直後の方にとってちょっと抵抗がある行事かもしれませんね。というのも、「大切な人がすぐそこにいたあの日」からどんどんと引き離されてしまうような感覚になったりもするでし…

大丈夫…

死別直後にはこの先永遠に続いてしまうかのように感じた「悲しみや苦しみ」も、時の経過とともに薄れ、いつしかそれを意識することも少なくなっていきます。 でも、安心してください。それは大切な人への愛が薄れたことを意味するわけではありません。単に人…

ホントきらい…

そういえば、昨夜のYahoo!のトップにカズのニュースが上がってましたね。そう、あのサッカー選手のカズです。内容としては、彼が関係者に対して「(プロサッカー選手、もしくは現役を)やれてもあと6年」と話したとのことで、それが記事になっていました。…

昨日の続き

昨日は「行事ごとをどの程度重視するかは個人の自由」といったことを書いたのですが、今日はその続きみたいなとこです。 死別経験者にとってのクリスマスといえば、楽しかった過去の想い出とのギャップのせいもあり、基本的には敬遠したくなるものだと思いま…

配分は自由…

世の中にはさまざまな常識とか慣習といったものがありますが、そういったものをどれだけ重視するかは人それぞれですし、その配分を決めるのは個人の自由です。当然、それを行うかどうか、参加するかどうかなどといったことも自由なわけで、基本的には自分の…

悲しみの対象は…

死別というのはつらいものです。ですから、悲しみに打ちひしがれるのも当然だと思いますし、その悲しみがなかなか癒えないのも当たり前なのでしょう。 とはいえ、たまには「今の自分がいったい何を悲しがっているのか?」ぐらいは考えてみてもいいのかもしれ…

その場しのぎ…

死別直後を振り返ってみると、「自分の頭で何かを考えることができる時間」がただただきつかったように思います。 頭に浮かぶのはあの子のことばかりでしたし、そのあと間髪入れずに湧き上がってくる感情も、「もう会えない」などといった類の悲観的なものば…

あの日あの時(再掲)

この時期になると、どうしても仲良くしていたEさんのことを思い出すので、以前に書いた記事で申し訳ありませんが再度掲載しておきます。 私は学生時代に遊びほうけていたため、今となってはそれを多少後悔しています。しかし、遊んでいたからこそ多くのこと…

微妙なすれ違いのわけは…

他人の死別を自分の死別と同じように深刻に受け止めること… これってなかなか難しいことですよね。というより、実際は誰にもできないことなのかも… なぜか今頃になってそんなことを感じています。と同時に、死別経験者同士がすれ違う原因もきっとその多くは…

この際なので…

昨日の続きといった感じになりますが、今日は死別後の恋愛について。 たとえ大切な人との死別を経験していても、その後に現れた誰かに好意を持つのは普通のことです。別に恥ずべきことではありませんし、それを亡き人に対して申し訳なく感じる必要だってあり…

その数字にホッとする…

今日は「みなさんの役にたつような何かを見つけられればいいな」と思い、ちょっとの時間ネットを徘徊するつもりだったのですが、いざ始めてみるとすぐに「私自身が嬉しく感じてしまった数字」に出会ったので、そのことについて。 もったいぶっても仕方ありま…

そのバランスって…

大切な人を亡くすと、その瞬間から「いつになったら消えるかもわからない悲しみや苦しみ」が始まり、残された人間はその先そういったものを抱えて生きていかなければいけなくなります。 そんな「痛み」ですが、その度合いって少し行き過ぎている気がするんで…

認めることから…

たとえそんなつもりでなかったとしても、死別から時が経つにつれ記憶は薄れていくものです。また、大切な人が頭に浮かぶ回数だってきっと以前ほどではなくなるでしょう。 思うに、こういったことは基本的に本人が望んでいないことでもあるでしょうから、人に…

変わらないものと変えられるもの…

みなさんご存じのとおり、世の中には「変えられないもの」と「変えられるもの」が存在します。 例を挙げるなら、”過去” は「変えられないもの」ですよね。これに関しては、もう誰にもどうにもできませんから…その一方で、これから迎える ”未来” というものは…

見かける風景…

今日は以前に書いた文章を書き直してました。 「励ましてくれたつもりなんだろうけど、余計に傷ついた」「悪意はないんだろうけど、あの言動は許せない」「未経験者には経験者の気持ちがわからないんだからそっとしておいてほしい」 よくありますよね、こう…

それでもやっぱり幼い…

前にもちょっと触れましたが、死別した人間が設定しがちな「もう二度と結婚なんてしない」とか「もう二度と恋なんてしない」とかいうルール…基本的に私はこういったものを冷ややかな目で見ています。察するに、おそらくは大切な人のために誓うのでしょうけど…

変わらぬ想い…

今日はもともと別内容の記事を書くつもりでした。ただ、「昨日出会ったちょっとした動画」があまりにも印象的だったため、予定を変更してそれをみなさんに紹介することにしました。 ってことで、とりあえず貼っておきますね。それと、その下にこれの原曲も貼…

新たな恐怖…

「大切人との死別」で学んだことのひとつとして、「その破壊力」があります。 何もかもをひっくり返してしまう衝撃と、実際に何もかもがひっくり返されてしまう世界…今思い出しても、あれはまさに「破壊」だった気がします。 そんな私ですが、たぶんそこから…

自分を責める時は…

大切な人を亡くした時、私も自分を責めました。 私が単なる風邪だと思っていた「アタマイタイ」という言葉は、後になって考えてみればきっと脳腫瘍を原因とするものだったでしょうし、仮に「その時は本当にただの風邪だった」のだとしても、大切な人を亡くし…

大切にしているもの…

大切な人を亡くした方であれば、おそらく誰にだって形見ともいうべきものがあるのではないでしょうか…また、形見とは言わないまでも二人の想い出が詰まったもの、こういったものだってきっとたくさんあることでしょう。 ってことで、今日は私が大切にしてい…

悲しくも素敵な話…

仕事を終え何気なくスマホを見ていたのですが、気になる記事を見つけました。というわけで、その記事を貼り付けておきます。 news.yahoo.co.jp 私は存じ上げなかったのですが、このご夫婦は過去にテレビで取り上げられたこともあるみたいですね。なので、知…

しあわせな人を見ていたいもうひとつの理由…

見ず知らずの誰かを見て急に涙が出そうになる… 私にはこういったことがよくあります。その人の背景を勝手に想像して、「果たしてこの人は幸せなんだろうか?」「実はつらいことがあるんじゃないのかな?」といったことをいろいろと考えてしまうんです。 実は…

心のクスリ…

たまに思うのですが、なぜ世の中には死別に対する特効薬的なものがないんでしょうね…?生き物である以上死別は避けられないにしても、死別後の悲しみや苦しみぐらいサッと癒してくれる薬があってもよさそうな気がするんですが… ちなみに、こんなことを言って…

生きた証…

大切な人を亡くして、その人の「生きた証」を残したいと考えてらっしゃる方はきっと少なくないはずです。これはごくごく自然な感情な気がしますし、これといって違和感を感じるようなものでもありません。 でも、よくよく考えると不思議な感情ですよね? と…

仕方のないこと…

自分の大切な人が亡くなったとして、そのことを忘れる方はおそらくいないと思います。亡くなった日時はもちろんのこと、その時の状況やそこまでの経緯など…きっとこういったことも含めていまだに細部まで覚えてらっしゃることでしょう。 では、他人の死別に…

確かに向きは変わりますが…

死別を機に人生は残酷なまでにその向きを変えるものです。そこにそれまでの人生の如何など関係ありません。順風満帆だった人間もそうでなかった人間も…すべての人間が強制的に最悪の方向を向かされることになります。 そんな中ただ一つの救いと呼べるものが…